忙しい中で研究を継続しやすい通信制大学院を選ぶポイントは?
仕事を休めない人はレポート中心の大学院を探そう
通信制大学院は、社会人向けのカリキュラムが組まれているところや、自宅に居ながらパソコンやタブレットなどを使って興味のある分野の学習を進められるところが多くあります。そうした中、学業のために思うように仕事を休めないという人は、レポート提出を中心に単位の取得ができる通信制大学院を探すことがおすすめです。最近では、年に数回程度スクーリングや演習などの対面授業に出席するだけでスムーズに修士や博士の学位の取得を目指せる通信制大学院の数が増えています。また、一般的に機械工学や建築、化学などの理系分野の通信制大学院については、文系と比べて定期的に大学院に顔を出さなければならない機会が多くなる傾向があるため、入学試験を受ける前にそれぞれの大学院の学習システムについてきちんと把握しておくことが重要です。
休学時に高額な授業料が発生しないところがおすすめ
単身赴任や海外駐在など様々な理由で入学後に通信制大学院を休学する可能性がある人は、学位取得までの間の経済的な負担を少なくするうえで、休学時に高額な授業料が発生しないところを見つけることがポイントです。大学院によっては、学業成績が優秀な人や、生活が困窮している人など、所定の条件を満たす大学院生を対象に、休学期間中の諸費用安く設定しているところもあります。また、大学独自の奨学金を申請することで、休学時の学費の一部をカバーできることもあるため、余裕を持って一人ひとりの学生へのサポートがきちんとしている大学院の特徴を理解することが肝心です。
通信制大学院では、スクーリングが必要なところと不要なところがあるので、自分に向いている方を選びましょう。